六花荘現地ではいま基礎工事がおわり上棟までの養生期間中です。
その間に、施工会社さんのヤードへお邪魔し、入荷した外壁材を塗ってきました。
外壁はDIYで塗装
最初から自分たちでできることは自分たちでやろうと決めていました。
その中の一つが「外壁塗装DIY」です。
塗装と聞くと難しそうと思われるかもしれません。確かに仕上がりが気になるところですよね。
今回使うのは「ウッドロングエコ」 厳密にいうと塗料ではなくて「木材防護保持剤」です。
塗装ではないので塗りむらなどもできにくく、DIYには向いているのではと思います。
溶剤不使用なので小学生以上ぐらいなら子どもでも十分DIYに参加できるかなというのもうれしいポイント。ウッドロングエコ自体は酸性なので一応レインジャケットで防護しました。また溶かす前は酸が強いので、目などに入らないよう取扱要注意です。
施工会社さんのヤードをお借りし作業開始。このひと塊で1戸くらいの量です、、、
ウッドロングエコはそれほど気を遣わずに塗れますが、6戸分の外壁ともなると2家族で1日では終わりません。
近所で温泉に入り、宿泊して土日2日間使っての作業となりました。
ウッドロングエコの有効性について経験から
これまでウッドロングエコを自宅のウッドデッキでヒバに塗布し3年経過、事務所の外壁として杉に塗布し1年経過しています。
ウッドデッキには屋根がかかっていることもあり、腐食の気配すら感じません。ただ端のほうで梅雨時期ずっと濡れている箇所があり、その部分だけよく見ると黒いカビか何かが出てきているのが見えます。木自体に不安をおぼえるような傷みは全くありません。
外壁は垂直面という条件の良さに加え、軒が最低910mm~最大2,730mm 出ているので窓掃除する時くらいしか濡れません。施工してから日に日に渋く赤褐色に輝いてきました。まだ1年とはいえ全く腐る要素がない雰囲気となっています。この条件だと無塗装でも同じかもしれませんが。
ネットではウッドロングエコを塗ったウッドデッキがすぐダメになってしまったという経験談口コミを目にします。少なくとも経験からはたまにしか雨がかからなかったり、水が溜まらない場所に使うのであればよいかなという感じです。
今回のように外壁など、垂直面で軒が出ていればそれほど心配はないです。
もし水平面に使用する際は屋根をつけたりずっと水が溜まることのないよう勾配をつけて、やはり樹種自体を水分に強い、いわゆるハードウッド系を使うのがいいと思いますね。
ウッドロングエコDIY時のポイント
さて土曜日朝9時過ぎから休憩をはさみながら作業して、終わったのは日曜日の12時過ぎでした。
塗りながら同時並行で「カイゼン」を進め、以下が効果が高かったです。
☑作業高さを高くする(床置きだとかがむ姿勢になり腰が痛くなる)
☑一度に塗る枚数は4枚程度にする(片側から無理なく手が届き移動範囲が狭くなる)
☑手袋+布で塗布する(刷毛、ローラーより早く実にも確実に濡れる)
600㎡近い木材を塗るのは少し疲れましたが、天気が良く屋根のある場所お借りでき、泊りでイベント的にやったので心地よい疲労感でした。
次はいよいよ上棟!来月更新予定です。
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