施工の様子

六花荘工事進捗(2022.2)

最低気温は氷点下2桁の寒い日が続く軽井沢ですが、順調に工事が進んでいます。
今月お知らせしたいのは、何といっても充填断熱工事!

壁の充填断熱は高性能グラスウール105mmです。(付加はポリイソシアヌレートフォーム75mm)
断熱材は実際はあれこれ検討していると数字だけで見てしまいがちですが、実際の性能は施工精度が超重要です。
均一に充填された現場。断熱気密の欠損がないよう丁寧な工事がされています。

このような画像を近年SNSでは【断熱美】と呼び、愛でる人たちが増えています。

数字上は袋入りのグラスウールと変わりませんし、コストと見かけの外皮性能だけ追求するとこうした工事はできませんが、今回は新しいあたりまえを実現するため取り組んでいます。別張り防湿気密シートが張られ、スポットライト用配線の処理もきっちりとされています。

エコハウスですとさらに気密向上と将来の可変性のため胴縁で配線層を室内側に設けることもありますが、今回のプロジェクトにおける用途、コスト、仕様の最適化を考え、このような断面構成と施工にしています。

屋根断熱は勾配天井の裏に最低300mm~最大570mm 吹込みグラスウールを充填。賃貸で屋根断熱500mmオーバー!なかなか聞いたことはありませんね。

さて、外側では外壁が貼られています。杉+ウッドロングエコ、これから徐々に変化し落ち着いた色合いになります。

搬入されると、この量を自分たちで塗布したのかと実感します。

外壁DIY塗装(ウッドロングエコ)

屋根上には太陽光パネルが搭載されました。普通賃貸では初期費用を抑えるため太陽光パネルは載りません。でも今回なんとしてもあきらめられなかったので、鈴与マタイ株式会社にご協力をいただき、PPAモデルで搭載いただきました。制約事項はありますがベネフィットは多く、PVをあきらめようか迷っている方にはぜひ検討してほしいです。

3月からはいよいよ内装工事が本格化していきます。