六花荘(暮らしと建築社設計)が日本エコハウス大賞2022 新築部門最優秀賞を受賞しました。
今回のエコハウス大賞、2019年以来3年ぶりでした。必然的に応募数は多くレベルの高い作品が集まったそうです。
まず一次審査で11作品まで絞られ、その後プレゼン、審査はオンラインで公開のもと進められました。プレゼンしつつ他の作品も見聞きしましたが、断熱はあたりまえで各プロジェクトが何を大切にし実現したのか、審査がとても大変なのが伝わってきました。
六花荘は地方の賃貸で強いられている、エネルギーをたくさん使い、非健康的で危険な暮らしを変えたいという気持ちで進めてきました。
軽井沢の森の中、第一種低層住居専用地域の土地を取得して賃貸を新築する。
成立するかしないかのところで削ぎ落とすものがほとんどとなり、それでも残すものをとても悩んだ賃貸、その意味合いを評価いただいたようです。
日本エコハウス大賞は、住宅会社宣伝のためだけのよくある賞と異なり、御影用水エコハウス計画時から見ていたイベントなので、自分のことのように嬉しいですね。
共同オーナーの建築家さんと一緒に、授賞式と同時開催のシンポジウムで質疑応答をしましたが、本当に熱心な方々と出会うことができ、いい経験でした。考えてきたことがどう映るのか、次のプロジェクトに向けて大変勉強になりました。
あと一年くらいは家主兼住み込み管理人(全然管理してないけど)やって整えていきたいと思います。
施工会社さま、職人さま、入居さま、全ての関係者さまに感謝をこめて。